『ロボット no ジュリエット』

45分 中高生向け オリジナル作品(未発表)
登場人物 7人

「心はどこにあるんでしょう。胸でしょうか? 頭でしょうか?」
「胸じゃないのかな?(胸をおさえて)この辺?」

ついに学校教育にロボットが導入された。文部科学省は研究開発学校に指定された中学校に学習型ロボットを配備。生徒にロボットを育てさせることで生徒自身の心を育んでもらおうと考えたのである。雛形樹里(ロボット)はそうして創のクラスにやって来た。雛形は最初こそクラスの人気者になるが、やがてあきられ、クラスで浮いている創だけが話し相手になる。月日が経ち、雛形は飛躍的に成長。「心とは何か?」という問いを持つようになる。そんな時、クラスの女子によって創の小学校時代の過去が暴かれる。ぎくしゃくする創と雛形の関係。雛形は創の傷ついた心を正確に把握しようとデータ採集に取りかかるのだが…

傷ついた少年とロボットの少女。
学校生活の中で綴られる心の物語。
人はなぜ人とつながろうとするのか、心を科学する優しい哲学演劇。